ケアプランの例
ケアプランは様々な要素がからみ、一律ではありません。
ケアプランはご利用者の介護度、ADLの状態や自立の度合い、生活履歴、利用者・家族の要望などを勘案して、総合的に判断・作成されます。一律に、"要介護1だからこのプラン”というように、単純なものではないのです。
ケアプランの作成に当たっては、ご利用者・家族の要望、状態を注意深く聞き取りまたは観察し、様々な要素を取り入れ、介護保険のサービス(フォーマルなサービス)のみならず、インフォーマルなサービス(家族、隣近所の方の援助、ボランティアなど)も取り入れる必要も出てきます。
ケース:要介護1
要介護1の利用者を想定した居宅サービス計画書の1例です。一人暮らし・要介護1 架空のものです。
氏名 ○○○○ 様 | 生年月日 大正○○年○月○日 | 住所 ○○市○○町 |
居宅支援事業所名 | ケアサービスひらた | ケアマネ:○○○○ |
居宅計画作成日 | 平成○年○月○日 | |
認定日○年○月○日 | 認定の有効期間○年○月○日~○年○月○日 | |
要介護区分 | 要介護1 | |
利用者及び家族の 生活に対する意向 |
このまま自宅で1人で暮らしたい。将来は、買物など外出が安全に出来るようにしたい。日常生活では、転倒しないで安全に暮らしたい。 | |
介護認定審査会の意見及びサービスの種類の指定 | ||
総合的な援助の方針 | 住環境を整備し、安全で暮らしやすい生活と、できることは自分で出来るように援助します。 |
生活全般の解決すべきニーズ | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 | 事業所 |
安全な移動を行う。 | 転倒しないよう気をつける。 | 歩行器で屋内を移動できる。 | 福祉用具貸与 | A事業所 |
出来ることは自分で行う。 | 炊事・洗濯が出来るようになる。 | 調理・配膳の準備が出来るようにする。 | 訪問介護 | B事業所 |
社会的つながりを持つ。 | なるべく外出をして、他人と交流する。 | 会話、レクレーションで交流する。 | 通所介護 | C事業所 |
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
6:00 | |||||||
7:00 | |||||||
8:00 | |||||||
9:00 |
通所介護
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通所介護 | |||||
10:00 | |||||||
11:00 | 訪問介護 | 訪問介護 | 訪問介護 | 訪問介護 | |||
12:00 | |||||||
13:00 | |||||||
14:00 | |||||||
15:00 | |||||||
16:00 | |||||||
17:00 | |||||||
18:00 | |||||||
19:00 | |||||||
20:00 | |||||||
21:00 | |||||||
22:00 | |||||||
週単位外 | 福祉用具貸与:歩行器 |