要介護度とは
認定調査の結果判定される介護の必要度
要介護度とは、ご利用者の視力、聴力、麻痺、関節の動きなどの体の状態、排泄・入浴などの日常生活の能力、認知症の有無、意思の伝達が可能かどうか、問題行動が無いかなどの意思行為能力などさまざまな角度から調査して、介護の必要度を判定したものです。要介護度は軽いほうから、要支援1・要支援2・要介護1・要介護2・要介護3・要介護4・要介護5と区分されます。
各介護度について
- 要支援1
- 要支援2
- 要介護1
- 要介護2
- 要介護3
- 要介護4
- 要介護5
日常生活はほぼ自立しているが、立ち上がり,
歩行など一部介助が必要な状態。
要介護1と同様に、一部介助が必要であるが、歩行や排泄、食事などは、ほぼ自分で行うことが可能 である。買い物や掃除などを行う能力が低下している。
日常生活に一部介助が必要な状態。入浴・排泄後の処理に介助が必要であったり、歩行や立位保持などの動作に支えを必要とする状態。
使用できるサービスの目安として、1日に何らかのサービスを利用できる程度。
着衣・排泄・入浴などの日常生活の全般に何らかの介助で必要とし、立ち上がり、歩行などが自力では困難でなんらかの支えが必要。
要介護1プラス通所介護(デイサービス)が週3回程度利用できる程度。
中等度の介護を要する状態。歩行などが自力でほぼ出来ない状態。排泄後の後始末、入浴、衣類の着脱に全面的な介助が必要。
1日につき、2回の訪問介護等のサービスが利用でき、週3~4回程度の通所介護(通所リハ)が利用できる水準。
身の回りの世話がほとんどできない。排泄が困難、立位保持などの移動ができない。問題行動など。
週4~5回の通所介護、その他訪問介護1日につき2~3回のサービス利用できる水準。
日常生活のあらゆる場面に全面的な介助が必要な状態。
週3~4回の訪問介護の利用、および訪問介護など1日につき3回程度のサービス利用できる水準。
ポイント
介護度よって、1ケ月あたりのサービス利用額(利用単位)が異なっています。介護度が高いほど、利用できるサービス利用額が多くなっています。